HOME > 革の豆辞典 > 革ができるまで > 製革工程 2

製革工程

染色・加脂(せんしょく・かし)

染料を用いて革を希望の色に染める。染料の基本要件は、色、溶解性および皮革への染着性であり、これら要件を備えた染料を使用して素材を着色するのが染色である。また、加脂とは油脂を用いて柔軟性や豊満性を与える工程である。

セッティング(伸ばし)

セッティングマシンを用いて染色・加脂した革の水分を取り除くと同時に革を伸ばす。

セッティング(伸ばし)
乾燥(かんそう)

革中の染料や加脂剤を固着させるために乾燥する。自然乾燥あるいは熱風乾燥や真空乾燥がある。革の感触にとって直接的に影響する重要な工程である。

乾燥(かんそう)
味取り(あじとり)

革に適当な水分を与え、もみほぐし易くする。

ステーキング(バイブレーション)

バイブレーションステーキングマシンや空打ちにより革をもみほぐし、柔軟性や弾力性を与える。

ステーキング(バイブレーション)
ネット張り乾燥(ねっとばりかんそう)

革を網板上にトグル張りし、平らな状態にして乾燥させ、仕上げをしやすいように姿勢(カタチ)を整える。

ネット張り乾燥(ねっとばりかんそう)
銀むき(ぎんむき)

ガラス張り・ヌバックなどにする場合、バフィングマシンを用いてサンドペーパー掛けを行なう。銀むきされた革はブラッシングマシンにより除塵される。

銀むき(ぎんむき)
塗装(とそう)

外観の美しさを色と艶で強調するとともに、革の耐久性を得るよう塗料などで銀面を塗布する。スプレー塗装機・ロールコーターなどを使う。(※革のタイプによる分類及び仕上げ方法による分類参照)

塗装(とそう)
艶出し(つやだし)

ポリッシングマシン・グレージングマシンなどの機械により表面を艶出しする。

艶出し(つやだし)
アイロン・型押し(かたおし)

革を伸ばしたり、艶を出す目的でアイロンをかけ、美しさを強調する。また、革に色々な模様をつけるために、型を押す。

アイロン・型押し(かたおし)
計量(けいりょう)

計量機にかけて革面積を計量する。単位は国内向けのデシ(DS)と海外向けのスクエア・フィート(SF)の2種類がある。
※1DS=10cm×10cm。 1SF≒9.3DS

計量(けいりょう)
検査・出荷(けんさ・しゅっか)

色合いや品質を検査し、出荷する。

検査・出荷(けんさ・しゅっか)
靴・衣料・カバンなどの皮革製品 靴・衣料・カバンなどの皮革製品

前のページへ